不登校の子を持つ親が知っておきたい3つのポイント
2026/08/12
1 子どもの気持ちに寄り添う「共感」の大切さ
不登校は、子どもにとって大きなストレスと
葛藤を抱えている状態です。
学校に行けないことへの罪悪感、
友達との関係、将来への不安など、
様々な感情が複雑に絡み合っています。
親御さんは、まず子どもの気持ちに寄り添い、
共感することが大切です。
事例1:A さんは、不登校になった息子さんの気持ちを
理解しようと努力しました。
「学校に行きたくないのは、辛いことがたくさんあるからだよね」と、
息子の気持ちを丁寧に聞き取りました。
そして、「無理強いはしない。でも、いつでも相談できるよ」と伝えました。
A さんの温かい言葉は、
息子の心を少しずつ癒していきました。
ポイント: 子どもの話をじっくりと聞き、
感情を受け止めましょう。
「大変だったね」「辛かったね」と伝え返す言葉で話すと、
子どもの心を解きほぐす第一歩となります。
叱ることよりも、まずは「大丈夫だよ」と
安心感を与えることが重要です。
2 学校との連携をスムーズにする「コミュニケーション」の重要性
不登校になったからといって、
学校との関係を完全に断ってしまうのは得策ではありません。
学校と連携を取り、
子どもの状況を共有し、
適切なサポート体制を整えることが大切です。
事例2:B さんは、息子の不登校を学校に報告しました。
しかし、担任の先生との間で、子どもの状態や対応策について
認識のずれが生じていました。
先生は、息子の心の状態をじっくりと見守り、
無理強いすることなく、彼のペースで回復を待つべきだと考えていました。
一方、Bさんは「このままでは、
息子の将来が心配です。早く学校に戻れるように、
何かできることはないでしょうか?」と、
早期の復学を強く希望していました。
この認識のずれから、
先生と Bさんの間には、お互いの思いがすれ違い、
建設的な話し合いが難しくなっていました。
事例3: C さんは、娘さんの不登校について、
担任の先生やスクールカウンセラーと定期的な面談を行いました。
娘さんの様子や家庭での状況を伝え、
学校側にも理解を求めました。
先生方は Cさんの話を真剣に聞き入れ、
娘さんにとって最適なサポート体制を整えてくれました。
その結果、娘さんは少しずつ学校に慣れていき、
最終的には復学することができました。
ポイント: 学校には、子どもの状況を正確に伝えましょう。
先生やスクールカウンセラーと良好な関係を築き、
定期的な連絡を取り合うことが重要です。
必要に応じて、教育委員会や専門機関に
相談することも検討しましょう。
先生と親御さんの間で認識のずれがないよう、
お互いの考えを丁寧に伝え合うことが大切です。
3 親御さん自身の「メンタルヘルス」をケアする
不登校の子を持つ親御さんは、
大きなストレスを抱えがちです。
周囲からの理解不足、経済的な不安、
将来への心配など、様々な悩みを抱えている方も多いでしょう。
そのため、親御さん自身のメンタルヘルスをケアすることも非常に大切です。
事例4: Dさんは、不登校の娘さんを支えながら、
自分自身も定期的にカウンセリングを受けていました。
カウンセラーとのセッションでは、
過去の出来事や原因を探るのではなく、
娘さんが学校に通えるようになるという
未来の目標に焦点を当てました。
「娘さんが学校に通えるようになったら、どんな様子でしょうか?」
「その状態を実現するために、今日からすぐにできる小さな一歩は何でしょうか?」と
いった質問を通じて、Dさんは具体的な行動計画を立てていきました。
例えば、「娘さんと一緒に散歩に出かける」
「娘さんの好きな料理を作る」など、
小さな成功体験を積み重ねることで、
自信を取り戻し、娘さんとの関係も改善していきました。
また、リラックスできる具体的な方法を学び、
日々の生活の中で実践することで、
心の負担を軽減していきました。
ポイント: 一人で抱え込まずに、
友人や家族、専門機関に相談しましょう。
必要に応じて、カウンセリングやサポートグループに参加することも有効です。
自分の気持ちを整理し、
心身ともに健康を保つことで、
子どもをより効果的にサポートできます。
まとめ
不登校の子を持つ親御さんは、
多くの困難に直面します。
しかし、子どもの気持ちに寄り添い、
学校と連携を取り、そして自分自身の
メンタルヘルスをケアすることで、
乗り越えることができます。
これらの事例はほんの一例です。
お子さんの状態に合った解決方法を
一緒に考えていきましょう。
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