オンライン・カウンセリング 《輝き》

心のエコ生活とは その⑤ 原因探しをやめる

  • #
お問い合わせはこちら ご予約はこちら

心のエコ生活とは その⑤ 原因探しをやめる

心のエコ生活とは その⑤ 原因探しをやめる

2026/08/28

 

これまで「心のエコ生活」として、

「人の顔色ばかり気にしすぎない」

「変えられないことにエネルギーを使わない」

「100点を目指さない」

という三つの習慣についてお話ししてきました。

 

今回は、四つ目の習慣です。

「原因探しをやめる」

について考えてみたいと思います。

 

何かうまくいかないことが起きると、

私たちは自然に、

「どうしてこうなったんだろう」

と考えます。

 

仕事で失敗した。

 

人間関係がぎくしゃくした。

 

思ったような結果にならなかった。

 

そんなときに原因を振り返ることは、

決して悪いことではありません。

 

原因が分かれば、

次に同じことを繰り返さないための

ヒントになることもあります。

 

 

ただ、気をつけたいことがあります。

 

それは、

原因を探しているつもりが、

いつの間にか自分を責める時間になってしまうことがある

ということです。

 

 

 

「なぜ?」を繰り返しているうちに苦しくなる

 

たとえば、誰かとの

関係がうまくいかなかったとします。

 

最初は、

「何が原因だったのかな」

と考えます。

 

ところが、はっきりした答えが見つからないと、

 

「私の言い方が悪かったのかな」

 

「私の性格に問題があるのかな」

 

「やっぱり私は人付き合いが下手なのかな」

 

と、だんだん自分の方へ原因を

向けてしまうことがあります。

 

仕事でも同じです。

 

一つのミスをしただけなのに、

 

「なぜ間違えたんだろう」

 

「どうして確認できなかったんだろう」

 

「自分は本当にダメだな」

 

と考えてしまう。

 

 

ここまで来ると、

最初は出来事の原因を考えていたはずなのに、

いつの間にか、

「自分の何が悪いのか」

を探す時間になっています。

 

 

こうなると、

原因探しは問題解決ではなく、

心のエネルギーを消耗する時間に変わってしまいます

 

 

原因は、一つとは限らない

 

何か問題が起きたとき、

私たちはつい、

「原因はこれだ」

と一つに決めたくなります。

 

 

でも、実際の出来事は、

それほど単純ではないことが多いものです。

 

 

たとえば、仕事でうまくいかなかったとしても、

 

自分の準備不足だけが原因とは限りません。

 

時間が足りなかったのかもしれない。

 

相手との情報共有が十分ではなかったのかもしれない。

 

その日の体調や周囲の状況も影響していたかもしれません。

 

 

人間関係についても同じです。

 

相手との関係がぎくしゃくしたからといって、

「私のせいだ」

とすぐに決めることはできません。

 

相手にも、その日の気分があります。

 

生活の中で抱えているものがあります。

 

考え方や価値観の違いもあります。

 

いくつものことが重なって、

一つの出来事が起きていることもあります。

 

それなのに、

「原因は何だろう」

「原因は何だろう」

と一つの答えを探し続けると、

見つからない答えを求めて、

ずっと心のエネルギーを使うことになります。

 

 

 

過去の中に答えを探し続けてしまう

 

原因探しを始めると、

過去へどんどんさかのぼることもあります。

 

「あのときの言葉が悪かったのかもしれない」

 

「もっと前から関係が悪くなっていたのかな」

 

「そもそも、私の育ち方が原因なのかな」

 

もちろん、過去を振り返ることで、

自分の考え方や行動の傾向に気づくこともあります。

 

それが役に立つこともあります。

 

 

でも、過去をどれだけ振り返っても、

「これが100%の原因です」

という答えが出ないことはたくさんあります。

 

それでも答えを求め続けてしまうと、

 

「あれも原因だったのではないか」

 

「これも私が悪かったのではないか」

 

と、さらに材料を探し始めます。

 

 

そして、気づけば頭の中が過去のことで

いっぱいになってしまいます。

 

心のエネルギーを使っているのに、

今の状況は何も変わっていない。

そんなこともあります。

 

 

 

原因よりも、「次にどうするか」

 

私は、原因をまったく考えなくてよいとは思っていません。

 

大切なのは、

原因を考えたあと、どこへ向かうか

だと思っています。

 

たとえば、仕事でミスをしたとします。

 

「確認が足りなかったな」と分かった。

 

それなら、

「次からは提出する前に一度見直そう」

 

と決めれば、原因を考えたことが

次の行動につながります。

 

 

人間関係でも、

 

「少し言い方が強かったかもしれない」

と思ったのであれば、

 

「次に会ったときに一言伝えておこう」

と考えることができます。

 

ここまで来れば、

心のエネルギーが前に向かっています

 

 

ところが、

 

「どうして私はあんな言い方をしたんだろう」

 

「なぜいつもこうなるんだろう」

 

と考え続けているだけでは、なかなか前には進みません。

 

 

原因を考えることよりも、

「では、次に何ができるだろう」

と考える。

 

この切り替えが、とても大切だと思います。

 

 

 

「なぜ」から「これから」へ

 

何か嫌なことがあったとき、

 

「なぜこんなことになったんだろう」

 

と思うのは自然なことです。

 

 

だから、最初から原因を考えないようにする必要はありません。

 

一度考えてみる。

 

振り返ってみる。

 

そこから学べることがあれば受け取る。

 

 

そして、ある程度考えたところで、

 

「では、これからどうしよう」

に切り替える。

 

それでいいのです。

 

すべての出来事に、

きれいな答えが見つかるわけではありません。

 

原因が分からないまま終わることもあります。

 

 

でも、原因が完全に分からなくても、

次の行動は選ぶことができます。

 

ここが大切です。

 

過去は変えられなくても、

これからの行動は少し変えることができます。

 

 

 

原因を探すことより、自分を助けること

 

心が疲れているときほど、

 

「どうしてこうなったんだろう」

 

と考え続けてしまうことがあります。

 

 

でも、そんなときには一度、

 

「私は今、原因を考えているのか。

 それとも自分を責めているのか」

 

と自分に聞いてみてください。

 

 

もし、

「また私が悪かった」

 

「やっぱり私はダメだ」

 

というところまで来ているのであれば、

いったん原因探しから離れてもいいと思います。

 

それ以上考えても、

今の自分を苦しくするだけかもしれません。

 

そんなときこそ、

「今の自分にできることは何だろう」

と考えてみる。

 

休むことかもしれません。

 

誰かに話すことかもしれません。

 

一つだけ行動を変えてみることかもしれません。

 

何もしないで少し時間を置くことかもしれません。

 

原因を全部解明しなくても、

私たちは次へ進むことができます。

 

 

 

心のエネルギーを、これからに使う

 

原因探しには、終わりがないことがあります。

 

考えれば考えるほど、

また新しい「なぜ」が出てきます。

 

そのすべてに答えを出そうとすると、

心はどんどん疲れていきます。

 

だから、

原因から学べることは学ぶ。

 

でも、答えの出ない原因探しは、

どこかで終わりにする。

 

 

そして、その分の心のエネルギーを、

「これからどうするか」

に使っていく。

 

 

私は、それも「心のエコ生活」だと思っています。

 

「なぜ、こうなったんだろう」

 

と考え始めたときには、

少しだけ立ち止まってみてください。

 

 

そして、

「原因を探すことは、今の私を助けているだろうか」

と問いかけてみる。

 

もし、もう十分に考えたと思えたら、

「では、次にどうしよう」

へ進んでみる。

 

 

原因探しをやめるというのは、

反省をしないことではありません。

 

過去を無視することでもありません。

 

過去に使い続けている心のエネルギーを、

これからの自分に戻してあげること。

 

 

これが、「心のエコ生活」の四つ目の習慣です。

----------------------------------------------------------------------
オンライン・カウンセリング 《輝き》
住所:埼玉県鴻巣市南2丁目
電話番号:050-1720-1859


カウンセリングで人間関係を整理

カウンセリングとコーチング

教員向けのカウンセリング

仕事に向き合うカウンセリング

不登校に悩む方のカウンセリング

----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。