続けやすいことには、理由がある ― 行動心理学から考える「ハードルの低さ」
2026/09/07
今日も、妻とジムに来ました。
前回初めて行ってみて、
「意外と楽しいな」
と思ったのですが、今日もまた来てみて、
「こういう時間を、
生活の中に取り入れてもいいかもしれない」
と思い始めています。
これまで私は、
運動をする機会があまりありませんでした。
運動そのものが嫌いというより、
生活の中に運動をする場面がなかったのだと思います。
だから、
「自分は運動をしない人」
くらいに考えていました。
ところが、
実際にトレーニングをしてみると、
少し見方が変わりました。
案外こういうのも悪くない。
自分のペースでできる。
好きな時間に来られる。
少しだけやって帰ることもできる。
この自由さが、私には合っているようです。
「運動する」と聞くと、少し大げさに考えていた
私はこれまで、「運動」という言葉を聞くと、
何か競技をするイメージがありました。
野球。
テニス。
バドミントン。
卓球。
サッカー。
こうした球技や競技を始めようとすると、
誰かと一緒にやることになります。
チームやサークルに入る。
時間を合わせる。
場所を決める。
場合によっては道具もそろえる。
そこには、いくつかの準備が必要です。
私は、この段階で少し
面倒に感じてしまいます。
一方、トレーニングは違いました。
行きたいときに行く。
空いている器具を使う。
自分の体力に合わせる。
30分でも1時間でもいい。
誰かと競う必要もありません。
この違いは、
思っていた以上に大きいと感じました。
人は「面倒」が一つ増えるだけで動きにくくなる
行動心理学では、
人が行動するとき、
その行動までのハードルが低いほど
取りかかりやすくなると考えます。
たとえば、
「運動しよう」
と思ったときに、
仲間を探す。
団体に申し込む。
日程を合わせる。
道具を用意する。
ここまで必要になると、
始めるまでにいくつもの段階があります。
一方で、
「時間が空いたからジムに行こう」
なら、かなりシンプルです。
着替える。
行く。
器具を使う。
それだけです。
人は、やる気だけで
動いているわけではありません。
「始めやすいかどうか」
も大きく影響します。
今回の私は、それを実感しました。
「やる気」より「やりやすさ」
私たちは何かを続けようとするとき、
「もっとやる気を出さないと」
と考えます。
でも、続けるためには、
「やりやすい形にする」
ことも大切です。
たとえば運動なら、
家から近い。
料金が安い。
予約が簡単。
服装にそれほど気を使わない。
好きな時間に行ける。
自分のペースでできる。
こうした条件がそろっていると、
行動のハードルが下がります。
今回利用している市のジムは、
2時間200円です。
これなら、
「今日はちょっとだけ行こうかな」
と思いやすい。
高い会費を払っているから行かなければ、
という重さもありません。
この気軽さが、私にはちょうどいいのだと思います。
自分に合う運動は、人によって違う
運動というと、
「週に何回やる」
「何分やる」
「これくらい汗をかく」
と考えがちです。
でも、続けやすさは人によって違います。
みんなでスポーツをするのが楽しい人もいます。
一人で走るのが好きな人もいます。
家でストレッチをするほうが合う人もいます。
私の場合は、
「一人でもできる」
「好きな時間にできる」
「自分のペースでできる」
という条件が合っているようです。
自分に合った形が見つかると、
運動に対する印象そのものが変わります。
「やらなければならないもの」から、
「気が向いたら行ってみようかな」
というものになります。
この差は大きいと思います。
習慣は、小さく始まる
何かを習慣にしようとすると、
最初から立派な計画を立てたくなります。
「毎週3回行こう」
「1時間は必ずやろう」
「半年続けよう」
そんな目標です。
でも、私自身は今のところ、
「行けるときに行こう」
くらいでいいと思っています。
前回行った。
今日も行った。
そのくらいです。
それでも、
すでに私の中では少し変化があります。
「運動する機会がない」
と思っていた生活の中に、
「ジムに行く」
という選択肢が一つ加わりました。
習慣というのは、こうして少しずつ
生活に入り込んでくるものなのかもしれません。
「自分はこういう人」と決めなくてもいい
私はこれまで、
「自分は体を動かすのが得意ではない」
と思っていました。
それ自体は、今でもそれほど変わっていません。
でも、
「だから運動はしない」
まで決める必要はなかったのだと思います。
競技は苦手でも、トレーニングならできる。
団体は面倒でも、一人ならできる。
決まった時間は難しくても、好きな時間ならできる。
同じ「運動」でも、
形を変えると自分に合うことがあります。
これは運動に限らないと思います。
人付き合い。
勉強。
趣味。
仕事。
何かが続かなかったとき、
「自分には向いていない」
と考える前に、
「やり方が自分に合っているだろうか」
と考えてみる。
それだけで、選択肢が広がることがあります。
ハードルを下げることも「心のエコ生活」
私は「心のエコ生活」という言葉を使っています。
心のエネルギーを使いすぎず、
自分に合った形で生活していく。
そう考えると、
「続けるためにハードルを下げる」
ということも、心のエコ生活につながる気がします。
無理に自分を奮い立たせる。
強い意志で頑張り続ける。
そんな方法だけに頼らず、
「どうすれば、もう少し簡単にできるか」
を考える。
私の場合、
団体競技ではなく、
個人でできるトレーニングだった。
決まった時間ではなく、
好きな時間に行けた。
本格的なスポーツ施設ではなく、
市の気軽なジムだった。
だから、
「また行ってみようかな」
と思えたのでしょう。
生活の中に新しいことを取り入れるとき、
大きな決意よりも、
「これならできそう」
と思えること。
その感覚のほうが、
長く続く入口になるのかもしれません。
今日もジムに来て、
そんなことを考えました。
----------------------------------------------------------------------
オンライン・カウンセリング 《輝き》
住所:埼玉県鴻巣市南2丁目
電話番号:050-1720-1859
カウンセリングで人間関係を整理
カウンセリングとコーチング
教員向けのカウンセリング
仕事に向き合うカウンセリング
不登校に悩む方のカウンセリング
----------------------------------------------------------------------



