オンライン・カウンセリング 《輝き》

心のエコ生活とは その⑨ 過去より次の一手を考える

  • #
お問い合わせはこちら ご予約はこちら

心のエコ生活とは その⑨ 過去より次の一手を考える

心のエコ生活とは その⑨ 過去より次の一手を考える

2026/09/03

 

これまで「心のエコ生活」として、

「人の顔色ばかり気にしすぎない」

「変えられないことにエネルギーを使わない」

「100点を目指さない」

「原因探しをやめる」

「相手の課題を背負いすぎない」

「すべての人に好かれようとしない」

「一人で抱え込まない」

という習慣についてお話ししてきました。

 

今回は、八つ目の習慣です。

「過去より次の一手を考える」

について考えてみたいと思います。

 

私たちは、何かうまくいかないことがあると、

どうしても過去を振り返ります。

 

「あのとき、あんなことを言わなければよかった」

「もっと早く気づけばよかった」

「どうして、あんな選択をしたんだろう」

「別のやり方をしていたら、今は違っていたかもしれない」

 

そんなふうに考えることは、誰にでもあると思います。

 

過去を振り返ることで、気づくこともあります。

 

学べることもあります。

 

けれど、振り返る時間が長くなりすぎると、

心のエネルギーがずっと過去に向いたままになることがあります。

 

 

 

頭の中では、何度でもやり直せる

 

過去の出来事を思い出していると、

頭の中では何度でもやり直すことができます。

 

「あのとき、こう言えばよかった」

「ここで黙っていればよかった」

「最初から断っておけばよかった」

そうやって、別の展開を何度も想像します。

 

頭の中では、もっと上手にできます。

 

もっとよい言葉も出てきます。

 

もっとよい選択もできそうに思えます。

 

でも、それは今だから分かることでもあります。

 

そのときの自分は、

そのとき持っていた情報や経験、

気持ちの中で判断しています。

 

あとから振り返れば、

「もっとこうできた」

と思うことはたくさんあります。

 

ただ、そこで何度もやり直し続けても、

実際の出来事は変わりません。

 

それでも心は、その場に戻り続けます。

 

そして、

「どうしてできなかったんだろう」

と自分を責めることがあります。

 

 

 

過去から受け取るものは、受け取っていい

 

だからといって、

過去を振り返らない方がよいわけではありません。

 

過去には、これからに生かせるものがあります。

 

失敗したからこそ分かったこと。

 

人との関わりの中で気づいたこと。

 

「あのときは無理をしすぎていたな」

と思えること。

 

「本当は嫌だったのに、我慢していたな」

と分かること。

 

こうした気づきは、その後の自分を助けてくれます。

 

大切なのは、

過去に戻るために振り返るのか、

これからに生かすために振り返るのか

ということだと思います。

 

「あのときは失敗した」

で止まるのか。

 

「では、次はどうしよう」

まで進むのか。

 

この違いはとても大きいものです。

 

 

 

「次の一手」は、大きなことでなくていい

 

「これからどうするか」と言うと、

何か大きな決断をしなければいけないように感じるかもしれません。

 

でも、次の一手は、とても小さなことでいいと思います。

 

たとえば、

言いすぎたと思ったなら、

次に会ったときに一言伝える。

 

仕事で失敗したなら、

次回は確認を一つ増やす。

 

疲れがたまっているなら、

今日は少し早く休む。

 

誰かとの関係で無理をしていたなら、

少し距離を取ってみる。

 

一人で悩んでいるなら、

誰かに話してみる。

 

こうした小さな行動も、

立派な「次の一手」です。

 

未来を一気に変える必要はありません。

 

今の自分にできる小さな一歩を選ぶ。

それだけでも、心の向きは変わります。

 

 

 

「どうして」から「どうする」へ

 

悩みが深くなっているとき、頭の中には、

「どうして」

という言葉が増えていきます。

 

「どうして、こんなことになったんだろう」

「どうして、あの人は分かってくれないんだろう」

「どうして、私はいつもこうなんだろう」

 

この「どうして」を考えることで、

答えが見つかることもあります。

 

でも、何度考えても答えが出ないときには、

「これから、どうする」

に変えてみる。

 

「この状況で、私はどうする」

 

「今日できることは何だろう」

 

「次に同じことがあったら、どうしたいだろう」

 

そう考えると、

視線が少しずつ前に向いていきます。

 

過去はすでに終わった時間です。

 

これからの行動は、

今の自分が選ぶことができます。

 

そこに心のエネルギーを使う方が、

自分を助ける力になります。

 

 

 

失敗は、「次」を考える材料になる

 

失敗したとき、

「失敗しなければよかった」

と思うことはあります。

 

でも、失敗したからこそ、

「これは自分には合わなかった」

「この方法ではうまくいかない」

「次はこうしよう」

と分かることもあります。

 

そう考えると、

失敗した出来事そのものは変わらなくても、

その出来事の使い方は変えることができます。

 

過去を、

自分を責める材料にするのか。

 

次を考える材料にするのか。

 

同じ出来事でも、

心のエネルギーの向かう先は大きく違います。

 

 

 

何度でも「次」はつくれる

 

人は、一度決めたら必ず

うまくいくわけではありません。

 

「次はこうしよう」

と思っても、

また同じことをしてしまうこともあります。

 

そこで、

「やっぱり私は変われない」

と思ってしまうこともあるでしょう。

 

 

でも、次の一手は一回だけではありません。

 

うまくいかなかったら、また次を考える。

 

それでも難しければ、もう一度考える。

 

その繰り返しでいいのだと思います。

 

人生には、いつでも「次」があります。

 

今日うまくいかなければ、明日の一手を考える。

 

今週できなければ、来週できることを考える。

 

大きく変えなくても、方向を少し変えることはできます。

 

 

 

心のエネルギーを、今に戻す

 

過去のことを考え続けていると、

心はその時の出来事に引っ張られます。

 

でも、私たちが実際に動けるのは「今」です。

 

今、何をするか。

 

今、何を選ぶか。

 

今、誰に話すか。

 

今、どこで休むか。

 

今、何を手放すか。

 

そこには、自分で選べることがあります。

 

だから、過去のことが頭から離れないときには、

「私は今、どこに心のエネルギーを使っているだろう」

と考えてみてください。

 

そして、

「ここから先、私にできることは何だろう」

と、自分に問いかけてみる。

 

過去を消すことはできません。

 

でも、その先の一歩は選ぶことができます。

 

 

 

8つの習慣に共通していること

 

ここまで、「心のエコ生活」の

8つの習慣についてお話ししてきました。

 

どの習慣にも共通しているのは、

 

心のエネルギーを、自分が実際に動かせるところへ戻していくこと

だと私は思っています。

 

人の気持ちを全部考え続けるのではなく、

自分にできることへ。

 

変えられないことを動かそうとするのではなく、

変えられることへ。

 

100点を求め続けるのではなく、

今必要なところへ。

 

過去を何度もやり直すのではなく、

次の一歩へ。

 

心のエコ生活は、

何も考えなくなることでも、

頑張ることをやめることでもありません。

 

自分の心の力を、どこに使うかを選んでいくこと

 

私は、そこが一番大切だと思っています。

 

毎日すべてをうまくできなくてもいい。

気づいたときに、

「今、少し使いすぎているかな」

と思えればいい。

 

そして、ほんの少しだけ、

心のエネルギーを自分の方へ戻してみる。

 

その積み重ねが、

心に少し余裕をつくっていきます。

 

過去に使い続けていたエネルギーを、

 

次の一手へ

 

 

これが、「心のエコ生活」の八つ目の習慣、

「過去より次の一手を考える」

という考え方です。

----------------------------------------------------------------------
オンライン・カウンセリング 《輝き》
住所:埼玉県鴻巣市南2丁目
電話番号:050-1720-1859


カウンセリングで人間関係を整理

カウンセリングとコーチング

教員向けのカウンセリング

仕事に向き合うカウンセリング

不登校に悩む方のカウンセリング

----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。